流聲 ryusay ☆彡

五臓五腑ノリコのブログ。SINCE September 25th,2004

BLについて本気出して考えてみた【腐注意】

というわけで、ダ・ヴィンチについてあれこれ書きますよ。物好きな人だけどうぞ(笑)

ダヴィンチ 2007/11月号

ダヴィンチ 2007/11月号











正直、「ここまできたか」と思ったりもするんですけど、反面「今さらかよ」とも思ったり(苦笑)。複雑な腐女子心ですよ。何
私も気に入った作家さん以外はそんなにチェックもしてませんので、そこそこ参考になりましたね( ̄▽ ̄;)ただ、BL界でウケがいいからといっても、その人その人で趣向(笑)がいろいろありますからねぇ。
あさぎり夕は昔ショックを受けましたね〜。もともとこの方、なかよしで普通に少女漫画を連載していた方なんで、ある日突然コッチの世界の作品(しかも小説)で入って来られましたから。同年代なら分かるはずw

どうして尾崎南の「絶愛」「BRONZE」辺りが取り上げられてないんだろう?あれこそ「画期的*1」だったはずなんですが。私もそこまでファンって訳じゃなかったけれど、あれは特集に入れるべきでしょう。

絶愛―1989― 1 (集英社文庫―コミック版)

絶愛―1989― 1 (集英社文庫―コミック版)

「匂い系」もちょいちょい読んでた作品がありましたね。作家アリスシリーズはもう突っ込みどころ満載でね〜。ただ、BLではないので、妄想力に長けた方は是非どうぞ。普通にミステリとして読んでも全然面白いんで。御手洗シリーズも然り。
モロッコ水晶の謎

モロッコ水晶の謎

龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)

龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)


…ここからは大槻ケンヂさんと土屋礼央さんの対談への突っ込み(笑)
まず、上の「×」についての説明に笑いましたね_| ̄|○ノシ こんなこといちいち書くの、こういう特集だけでしょうにwwwwまぁ年功序列ってことで(何)。あと、こんな対談にメガネ+スーツで来てはいけないw
大槻ケンヂさんは気持ち悪いくらいに、ほぼ腐女子の実情を代弁していたと思います。ある意味「男として軸がぶれている」(苦笑)。
そう、BLややをいはファンタジーなんですよ。妄想なんですよ。そしてそこに自分はいない。現実の恋愛とは全く別。
お二人とも気付いていらっしゃったんですね、ファンの不思議な悲鳴に( ̄▽ ̄;)あははははは←前科あり
ただ、シメの方の言葉に反論するならば、男共がしっかりしてしまったら、もっとこの業界が隆盛してしまうんじゃないかと(爆)。違います?w




で、読みましたよ。あの課題図書とやらを。

amato amaro (EDGE COMIX)

amato amaro (EDGE COMIX)

個性的な絵柄、そしてペンタッチ*2。そしてオシャレでヨーロピアンな雰囲気。つまり斬新。
いい意味で期待を裏切られましたね。BLなんだけど、BLっぽくない。性描写もほとんどありません。ただそこにあるのは、エリートで仕事が出来そうなのに、人間関係についてちょっと不器用な男たち。人間たち。BL入門書としてはいいかもしれませんね。電車でも確かに読めそうだ(爆)。
私もこの年代の、いわゆるダンディズム(?)あふるる作品は滅多に読まないもんですから、こっちもアリかなぁと思ったとか思わないとか(笑)。オッサン苦手な方も是非どうぞ〜。
普段は別名義*3で描かれている漫画家さんのようですね。そっちも読んでみたいです。

*1:少女漫画誌であるマーガレット誌上でディープな同性愛漫画を連載

*2:昔なつかしい竹ペンっぽい?

*3:オノ・ナツメ