昼間、妹なおぽんからなぜか数学の問題が図入りで送られてきた。
面積が54√3の正六角形の外周を、半径1の円が滑ることなく回転して出発点に戻るとき、円の中心の軌跡の長さとして正しいものはどれか。
(※ほんとはこの下に選択肢があるのだが、この時点では見ないものとする(苦笑))
ゴゾーさん、かわいい妹のために考えました。一時間半考えました。
…答え、出ました_| ̄|○ぜはー
というわけで、かなり適当に解説をしようと思う。なおぽんに「ネット解説よろしこ」と言われたし。
正六角形の辺の長さをxとしましょう。
まず、円の中心はひたすら1の距離で平行に六角形の辺にそって動きます。
しかし、円が六角形の点にさしかかったとき、どんな動きをするでしょうか?…くるっとカーブしますよねd(・∀・)つまり、このとき円の中心は、正六角形の点を中心とした半径1の扇形に軌跡を描きます。
円の中心の軌跡は正六角形にはならず、角が丸っこい六角形のような形になるわけです*1。
図が汚いのはご愛嬌(爆)
で、この*2扇形の内角は何度でしょうか?
正六角形の一角は確か120゜です( ̄▽ ̄;)だよね?
扇形でない部分では、中心は辺とひたすら平行に進む…つまりは辺と軌道との距離が『垂直に』1でなければらないので、
360−120−90−90=60
つまり、扇形は内角60゜!(・∀・)
ということは、円の中心の軌跡は、扇形が6つと、正六角形の辺全て(6x)を足した長さになるわけです。
扇形が6つ…扇は1つ60°
ということは、60×6=360
あれあれ?つまり、扇形6つは半径が1の円の円周と全く同じ長さ!Σ( ̄□ ̄)
ここで、先に扇形6つの長さを出します。円周率をπ*3とすると、
2×π×1=2π
これが扇形6つの長さ!(・∀・)
つぎは、正六角形の一辺の長さを出しますよ。一辺は、xという長さでしたね。
正六角形は一辺がxの正三角形が6つある、と私は考えました*4。
ここで三平方の定理*5を用いて、正三角形の高さは二分の√3xです(←ブログ上だと書きにくいなぁ(汗))
正三角形の面積を六倍にしたのが54√3なので、
見えるかな〜(汗)。つまり、正六角形の一辺の長さは6!*6
ここから円の中心の軌跡を出すと、
6×6+2π=36+2π
答えは、36+2π(≧▽≦)☆
ここで、上に書かなかった選択肢を載せましょう。
1、12+2π
2、12√3+2π
3、36+2π
4、24√3
5、48
こたえは、3!
……果たしてこれで合ってますでしょうか理系の皆さん( ̄▽ ̄;)
ていうかこれ、何年生の数学でしょうか?