流聲 ryusay ☆彡

五臓五腑ノリコのブログ。SINCE September 25th,2004

あれから一年『長崎小6女児殺害事件』

月日が流れるのは早いものですが、人の心の内など置いてきぼり。そんな気がします。
被害者の女の子やご家族のことを考えると非常に心が痛みます。しかし、加害女児を憎むかというと、単純にそうもできません。殺人の罪の重さへの認識も足りないまま、幼くして犯行に走ってしまった加害女児。そこには哀れみにも似た感情を覚えざるを得ないのです。
小6の時、私は発病し、初めて入院というものをしました。そこで見たものは『どんな姿形になろうとも、毎日を一生懸命生きようとする子供たち』でした。みんな病気は違えど仲間でした。
そんな風に、命の大事さ、仲間といった意識をもし加害女児が得る機会があったのなら…と思います。
また、被害者の女の子のお父さんが、『被害者』と『メディア関係者』という二つの立場の狭間にいて、それがまた痛々しかったように思います。