流聲 ryusay ☆彡

五臓五腑ノリコのブログ。SINCE September 25th,2004

というわけで、二十代最後の夜です。

まぁいつもの通りネットサーフィンをしているわけで。




二十代ね〜、色々ありましたねぇ。
私の場合、特殊な思い出もあり、死にそうになった思い出もあり、若い方にとっては正直お手本にならないことばっかりなんですけど。充実した、とも言い難いし。


二十代前半は別の病気*1が増えたり、持病*2が悪化したり、学校辞めたり、初めて腹切ったり、プー太郎になったり*3、仕事始めたけどすぐに辞めざるをえなかったり、病院出たり入ったり、平成の世に栄養失調で激やせしたり、かかっている病院で初めてのアダカラム*4をやったり、断腸するのに更に腹三回も切ったり、人工肛門を期間限定で三種類経験したり、脅威のスピードで回復したり、仕事探したり。
同い年の友達が大学行ったり、就職したりしている間に、私はこういうことをやっていました。
でもそんな友達が知らない事を私は知っているわけで。
多分、大腸全摘第一期手術の直後だと思います。一日半くらい、術後のリカバリー室で寝かされてて、体にいろんな管が繋がったまま、ほとんど自分の意志では動けない状態で、時計も近くになくて、放送や遠くから聞こえる声でしか世の中の情報を知ることが出来なくて。でも、首を壁に向けると、窓の向こうには四角い青空があって、雲が流れてて。ボーッとそれを眺めながら、「今の自分は何なんだろうなぁ。一番役立たずな人間なんだろうなぁ」とか色々思ったりして。人生であんなに長い時間、外を眺めていたのはあの時でしょう。忘れられない思い出の一つです。それが2001年10月。


「娘盛りの良い時期にやっかいな病気になってしまって、こんなところにいて可哀想」って病室のオバサマ達に言われましたね。見舞いに来た友達にも「何でよりによって自分がこんなことになっちゃったんだろう?って、思わないの?」って言われたり。…そんなこと言われたってねぇ、私にとってこれが当たり前だったからねぇ(´・ω・`)


あとは、「ご飯はおいしい」というのを身に染みて知ることが出来たというのも大いなる財産ですね。そうそういないと思うんですよ、長いこと絶食したあとのご飯の旨さを知っている人は。ずっと食べられなくて、ようやく美味しいものをたらふく食べることの出来た喜びは。人生変わりました。変えちゃう夏でした。何



 二十代後半?皆さんもご存じの通りですよ(爆)。
退院後三ヶ月で仕事を探し始めて、今の仕事を始めたのが25歳の12月。それからはやりたかったことをモリモリやりました。投稿始めたのもこの頃ですね。
諸事情で長く付き合った彼氏もポイチョしましたし。でもソレがなかったら大量の方々に会ってませんよ、私( ̄▽ ̄;)あはははは…
上で書いた友達にも「これからは、やりたいことやったがいいよ!」って力説されましたwwええ、やりましたけどっ。
沢山のお友達もお知り合いも出来て、大変充実しております。
健康はね、何度か手術跡のトラブルに見舞われつつも、腸ちゃんはめっちゃめちゃ元気です。腸自体に問題はほっとんど起こっておりませんから!!d(・∀・)医者も驚くほどの身体適応力!まさに五臓五腑パワー!(笑)


まぁ、これを踏まえた上で、三十代に何をやるか、何を為すかを考えましょうかね。



いや、考えるより先に動いているものなのかも。あるいは自分が知らないところで待ち受けているものなのかも。
細かいことは明日から考えましょう。

*1:卵巣嚢腫

*2:潰瘍性大腸炎

*3:病気療養なのでニートではない。ええ、決してw

*4:白血球除去療法。発病して間もない人なら効きやすいらしいが、私には効果がなかった