流聲 ryusay ☆彡

五臓五腑ノリコのブログ。SINCE September 25th,2004

町田樹が不調だった本当の理由。と現地の声

表彰台は遠かった。ファイナルで12年6位、13年4位の町田は、最下位の6位に沈んだ。文武両道を常とし、大会中も卒論執筆で睡眠時間を削った。調整不足のため、一度は出場辞退届を出したほどだった。
町田 卒論執筆で調整不足、高難度「第9」で3度も転倒― スポニチ Sponichi Annex スポーツ

10月のカーニバルオンアイス辺りから、どうしてなのか分からないけど、妙に調子が悪そうに見えていて。スケートアメリカの前にも「コンディションは万全ではない」とコメントしていて。ただ、結果的に優勝できたし、次のエリックもどうにか準優勝できたし、それで調子のことは頭の中でなあなあになっていたんですが。
ただでさえ短期間に遠いアメリカやフランス行って試合して、その上で卒論書いてて睡眠不足。そりゃあおかしくもなりますよ。
大学からは、もう一年残ることも勧められたそうですが、本人は今年度で卒業すると答えたそうです。関西大学は私学ですし、フィギュアやりながらだとお金もすごくかかる。しかも彼にはスポンサーがついていない(オリンピック出場選手としては異例)。オフシーズンもアイスショーで稼ぎ、合間に大阪に飛行機で戻って講義を受けるような忙しさ。
でもね、「じゃあ出来ないのも仕方ないね」って同情されるのも本意ではないんでしょうね。日本に戻って、大学行きながら練習することを決めた時から、おそらく覚悟はあったのでしょう。なおさら、本人にしか出来ないどうしようもないこと。
昨日も書きましたが、我々が出来るのは、応援すること、祈ること、そして一つ足すなら「邪魔をしないこと」。それに尽きます。
ちなみに、GPシリーズは怪我以外の理由の辞退は認められず、それ以外の自己都合で辞退した場合、厳しいペナルティが科せられるそうです(強化選手から外されたり、補助がなくなったり)。
「じゃあファイナルに出ないように、GPシリーズでわざと負ければよかったんじゃないか?」…それも結局出来なかったのでしょう(´・ω・`)そんなのスポーツマン精神に反するし。


「第九は来シーズンにも持ち越してもいいのでは?」という意見もチラホラ。自分としてもそれはアリだと思っています。でも、この全日本で大成することも心のどこかで期待していたり。ううむ。



おまけ。
今回GPFでバルセロナへ遠征された方が、まっちーと小林強化部長とお話できたそうです。

さっき町田くんに会ったので『頑張ってください』とだけ伝えたら『はい、頑張ります!』と笑顔で返してくれました。
そしたら隣にいた小林強化部長が『頑張りますよ〜そりゃ〜もう!ね〜!』と明るく言って町田くんも笑ってました。
https://twitter.com/kowamingo/status/544265885876502528

先ほどの話の続きなんですが、町田くんは『全日本までにしっかり調整して、素晴らしいものをお見せするつもりなので、楽しみにしててくださいね』とおっしゃってました。
楽しみに待ってます(;_;)
笑顔でこう言ってくれたので楽しみに待ちましょう…!
https://twitter.com/kowamingo/status/544336591674961920

とのことです!(・∀・)