流聲 ryusay ☆彡

五臓五腑ノリコのブログ。SINCE September 25th,2004

健全に生きることを願うのが当たり前の世界じゃないのか

よく思うことがある。
健康に、普通の世の中で生きられることが素晴らしいってことと同時に、そう願うということが人間にとって至極当たり前なんだってこと。
12のときに初めて入院して、大人になってからも入退院を繰り返して、手術して。
そんな生活の中で、「元気に生きたい」と願うことは周囲に『ありふれて』いた。自分よりも大変そうな病気の人がいたとしても、「早く治って、おうちに帰りたい」って、そんな話をよくしていた。
たまにお年寄りが「わたしゃもう長くないですけん、そんなに治療せんでもいいと」って冗談半分に言ってたのを聞いたりもしたけれど、それともやっぱり元気に家に帰りたいのは同じで。
中には、二度と帰れなくなった人もいて。


だから、そこまでして帰りたかった『世の中』に私は絶望したくない。
自分で自分を殺すって何?
『だったらその元気な体、私に頂戴よ』
そう思う人はたくさんいると思う。私もついつい思ってしまう。


そして、非科学的だけれど「自殺したら生まれ変われない」とか、そういう考えも信じていいと思うんだよね。
死んだら楽になるなんで嘘だよ。死んだことないけど、きっと嘘だよ。