流聲 ryusay ☆彡

五臓五腑ノリコのブログ。SINCE September 25th,2004

【いつ勉強するか】あすなろラボ【今でしょ?】

今やテレビで引っ張りだこの東進ハイスクールの講師・林先生ですが、今回の番組は今までとは訳が違いました。
中卒・高校中退の若者達、いわゆる「落ちこぼれ」の人たちに、たった一回の授業でやる気にさせることが出来るのか?というかなりの難問を突きつけられたのです。
予備校講師の枠を越えて、かなり突き詰めたお話が聞けたように思えます。ただ、林先生いわく「慢心があったので、最初は押されてしまった」とのこと。
見ていない方のために大事な部分だけ挙げておきます。

・現代文というのは、作者の文章をいかに分かってやろうとするかが試される。
・勉強はできなくてもいい。けれど社会人として必要な能力が二つある。それは「解決」と「創造」。
・分からないことがあったら、過去の人間に訊いてみよう(→本を読むということ)。
・歴史上の人物は勝った人間だけじゃなく、負けた人間もいる。ただ、そういう人間の敗因はほとんど三つのうちのどれかである。「情報不足」「慢心」「思い込み」。
・俺は本を読まない人間は嫌い。
・一ヶ月頑張れた奴は一年頑張れる。一年頑張れた奴は十年頑張れる。十年頑張れた奴は一生頑張れる。
・(自分の過去についての話になり)、20代で仕事に失敗して1800万円の借金があった。ただ、自分は「教える」ということに関しては自信があった。しかし、大学の友人は官僚などの偉い仕事に就いているのに、自分は小さな塾で講師をやるのが恥ずかしかった。
・ただ単に「やりたいこと」は趣味でやればいい。仕事は「やるべきこと」。
・「努力は裏切らない」が、正しくは、「正しい場所で」「正しい方向に」「十分な量なされた努力」をすることである。
・自分がいつ「今でしょ?」を授業で言ったかは覚えていないが、あの部分をCMで使われた(放送開始当時2010年)。「もしかして流行語大賞狙えるか?」と思ったが、当時は全くそんなことはなかった。


それと、生徒から「どんな女の子を選べばいいか?」というような質問があり、それに先生がノリノリで答える場面もありましたが、これは割愛しますwww面白かったけどね( ̄▽ ̄;)
…私?まぁ似たような考え方でした。女子向けに言うなら、「いつの時代でも女子アナみたいな見た目が基本的に好感持たれるよね」ということです。



授業のあとの感想で、先生は「50点」という評価をしていましたが、生徒の中には「本を読んでみます」「勉強します」と言ってくれた子もいたので、けして無駄ではなかったのでしょう。